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猫ひっかき病の歴史

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猫ひっかき病の歴史
歴史は浅いようです。
猫ひっかき病の症状が初めて学者さんに指摘されたのは1950年のことです。
フランスのデブレという人です。デフレではありません。

しかしその後は猫ひっかき病を研究する人が少なかったのか、
原因菌に関してははっきりとわからない時代が長く続きます。
それだけ猫ひっかき病は社会的に注目されていなかったのでしょう。
そんな病気を研究しても学者としての名声が上がりそうもないので、
放っておかれたのでしょうか?

1990年代になってやっと猫ひっかき病の原因菌がわかってきます。
ほんの最近のことなんですね。
注目を集めるきっかけになったのはエイズ患者に多発する細菌性血管腫。
皮膚の血管が異常に増殖して腫れあがってしまう皮膚病変なのですが、
その細菌性血管腫の患者からバルトネラ・ヘンゼレという細菌がみつかることで
まずバルトネラ・ヘンゼレについて研究する人が増えたんです。
それで猫との関係も指摘されるようになりました。

そういう準備段階があって、猫からバルトネラ・ヘンゼレが見つかり、
さらには猫ひっかき病の患者のリンパ節からも見つかり、
また患者はバルトネラ・ヘンゼレに対する抗体を多く持つということで、
猫ひっかき病の原因菌はこれだ!ということになったようです。

ただ、いまだに日本のお医者さんの間では、それほど認知されているわけではないので、
猫ひっかき病が疑われる場合は、自分からそのことについて聞いてみるのがよいようですね。

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